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【ドル円週間見通し】弱含みか 仏議会選への警戒と米インフレ鈍化の影響残る

・6月24日-28日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)6月CB消費者信頼感指数 25日(火)午後11時発表予定
・予想は、100.0
 参考となる5月実績は102.0。6月については金利高止まり、治安悪化の懸念などの影響が消えていないため、改善は期待薄。4月実績を下回る可能性がある。

○(米)5月耐久財受注 27日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比0.0%
 参考となる4月時実績は前月比+0.6%。輸送用機器の受注増が寄与した。輸送用機器の受注は減少する可能性があるため、横ばいか、低い伸びにとどまる見込み。

○(日)5月鉱工業生産指数速報 28日(金)午前8時50分発表予定
・予想は前月比+2.0%
 参考となる4月実績は前月比-0.9%。一部車種の生産停止が影響したようだ。5月については半導体装置の増産が予想されるが、自動車生産の急回復は期待できないため、大幅な伸びは期待できない。

○(米)5月コアPCE価格指数 28日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.6%
 参考となる4月実績は前年比+2.8%。サービス価格、帰属家賃の上昇率は鈍化しつつある。一部では価格の高止まりが観測されているが、全体的な上昇率は4月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(月):(独)6月IFO企業景況感指数
・26日(水):(豪)5月消費者物価指数、(米)5月新築住宅販売件数
・28日(金):(日)5月失業率、(英)1-3月期国内総生産改定値

【予想レンジ】
・157.00円-160.00円

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