4月にJALの社長に就任した鳥取三津子氏(時事通信フォト)
大手航空会社JALの難局が続いている。1月2日、羽田空港に着陸したJALの機体と離陸準備をしていた海上保安庁の航空機が衝突し、機体が炎上。4月には機長とCA(客室乗務員)が大量飲酒をし、機長が搭乗予定の便が欠航になった。そんなJALの舵取りを任されているのが、4月に新しく社長に就任した鳥取三津子氏(59)。航空業界初の「CA出身」「女性社長」とあって大きな注目を集めた。そんな鳥取社長の母校は長崎にある活水女子短期大学。活水女子短期大学から上場企業の社長を輩出したのは今回が初だという。
東京商工リサーチが行なった「全国女性社長調査」(2023年)によると、女性社長の人数はこれまでで最多の61万2224人だった。同調査ではその「母校」についても詳しく調べている。全国の女性社長の「出身大学ランキング」トップ100において、上位に入った大学について検証していく。
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