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【新紙幣の偉人】一万円札の肖像となった渋沢栄一 東京海上日動やKDDIなど500強の会社の設立にかかわった“日本資本主義の父”のゆかりの地

渋沢栄一ゆかりの地を歩く

●旧渋沢邸(東京・江東区)
 清水建設の二代清水喜助が設計した渋沢家邸宅を、最新の建築技術を用いて修繕・移築。140余年の時を経て江東区に戻った。今後予定されている一般公開も待ち遠しい。
【住所】東京都江東区潮見2-8-20(温故創新の森NOVARE内。京葉線「潮見」駅徒歩3分)

東京・江東区の旧渋沢邸(写真提供/清水建設株式会社)

東京・江東区の旧渋沢邸(写真提供/清水建設株式会社)

●渋沢栄一記念館(埼玉・深谷市)
 幕末~明治~大正~昭和の4つの時代を駆け抜けた栄一の足跡と功績を展示。講義室では現役時代の栄一の風貌と声をリアルに再現したアンドロイドによる講義を見学できる(要事前予約)。
【住所】埼玉県深谷市下手計1204
【営業時間】09:00~17:00
【定休日】年末年始
【料金】入場料無料

埼玉・深谷市の渋沢栄一記念館(時事通信フォト)

埼玉・深谷市の渋沢栄一記念館(時事通信フォト)

●浮月楼 徳川慶喜公屋敷跡(静岡・静岡市)
 慶喜が20年以上も暮らし、歴史の舞台となった場所。栄一が大政奉還後、徳川慶喜に用意した屋敷で、経済団体「商法会所」もここで創立された。現在は懐石料理が楽しめる料亭で、歴史品の展示もある。
【住所】静岡県静岡市葵区紺屋町11-1

静岡・静岡市の浮月楼 徳川慶喜公屋敷跡(写真/AFLO)

静岡・静岡市の浮月楼 徳川慶喜公屋敷跡(写真/AFLO)

●日本橋兜町「K5」(東京・中央区)
 銀行発祥の地に誕生。新たな文化を発信する複合施設。2020年2月、栄一が開業した第一国立銀行の別館をリノベーションしてオープン。最先端のレストラン、バー、カフェに加え、ホテルが入居する。
【住所】東京都中央区日本橋兜町3-5

東京・中央区の日本橋兜町「K5」(撮影/阿部純子)

東京・中央区の日本橋兜町「K5」(撮影/阿部純子)

取材・文/川口ユウ イラスト/カツヤマケイコ

※女性セブン2024年7月11・18日号

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