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【ドル円週間見通し】下げ渋りか クロス円の値動きにも注意

・7月8日-12日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(日)5月経常収支 8日(月)午前8時50分発表予定
・予想は、+23935億円
 参考となる4月実績は+2兆505億円。4月としては過去最大の黒字額となった。一次所得収支が前年同月比+8080億円となったことが要因。5月については4月並みの貿易赤字が続くものの、第一次所得収支で高水準の黒字が予想されるため、経常黒字額は4月実績を上回る可能性がある。

○(中)6月CPI 10日(水)午前10時30分発表予定
・予想は、前年比+0.4%
 参考となる5月実績は前年比+0.3%。デフレ圧力はやや弱くなっているものの、内需は堅調ではないため、物価上昇圧力がただちに高まる可能性は低いとみられる。

○(米)6月CPI 11日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+3.4%
 参考となる5月実績は前年比+3.4%。小売業者による値引きや一部自動車販売価格の引き下げなどが報告された。財のインフレ率は緩やかに低下しており、6月のコアインフレ率は5月実績と同水準となる可能性がある。

○(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 12日(金)午後11時発表予定
・予想は、67.0
 参考となる6月実績は68.2。また、CB6月実績は100.4と悪化した。ただ、インフレ緩和の兆候は出ているため、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が改善する可能性は低いとみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・10日(水):(日)6月国内企業物価指数、(NZ)NZ準備銀行政策金利発表
・11日(木):(日)5月機械受注、(英)5月鉱工業生産
・12日(金):(中)6月貿易収支

【予想レンジ】
・予想レンジ:159.00円-162.00円

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