ミニトマト、梅干しなども活用
定番の薬味だけでなく、変わり種の薬味をつゆに入れてそうめんを楽しむ人もいる。都内に住む会社員・Cさん(40代男性)は、カットしたミニトマト、梅干しなどを入れている。
「母親が料理好きで、そうめんの薬味もいろいろと試す人でした。ある日、つゆの中にミニトマトが入っていたときは驚きましたが、トマトの酸味が意外と合う。爽やかさも増して、個人的には定番になりました。あと、梅干しもおいしいです。こちらも爽やかさがグッと増して、暑い夏にはピッタリです」
さらにCさんは、“ぶっかけスタイル”でのアレンジそうめんも楽しんでいる。
「ネバネバ系も好きで、めかぶやとろろ、おくらなどをそうめんにのせて、そこにめんつゆをぶっかけて食べます。このスタイルだと、ぶっかけうどんのそうめんバージョンみたいな感じで、ほかにもいろいろな具材と合わせることができます」(Cさん)
地域や家族によってそうめんの食べ方はさまざま。だからこそ意見の相違が生まれることもあるが、それだけそうめんの可能性が無限だということの証拠でもある。いろいろな食べ方を試してみると、新たな発見があるかもしれない。(了)