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【阪神甲子園球場100周年】球場誕生時からの名物「甲子園カレー」は戦時中も存続…球場を巡る数々の逸話を振り返る

元野球少年の山崎は2023年に甲子園で歌ったことを「震えるような経験」と語っている(時事通信フォト)

元野球少年の山崎は2023年に甲子園で歌ったことを「震えるような経験」と語っている(時事通信フォト)

歌手にとっても「聖地」のような存在に

 甲子園は野球だけではなく、歌手にとっても聖地のような存在だ。

「昭和初期には、歌舞伎のほか、コンサートも行われるようになりました。なかでも4人組バンドTUBEは、1991年から25年連続で甲子園のステージに立ち、今年7月には9年ぶりにライブを行いました。2016年には、声優アーティストの水樹奈々さん(44才)が女性ソロアーティスト初のライブを開催。地元西宮市出身のあいみょんさん(29才)も2022年11月5日に甲子園史上初となるセンターステージ&弾き語りライブを開催しています」(安部さん)

 またドラマが話題となり、甲子園のグラウンドに立ったのが、山崎育三郎(38才)だ。2020年にNHK連続テレビ小説『エール』で山崎が「栄冠は君に輝く」を熱唱。2021年と2023年の『夏の大会』開会式で山崎は同曲をグラウンドで歌った。今年4月の阪神対広島戦では国歌独唱と始球式を務めている。

【プロフィール】
小野塚康之/1957年東京生まれ。1980年にNHK入局以来、野球の実況を担当。著書に『甲子園「観戦力」をツーレツに高める本』(中央公論新社)がある。

上重聡/1980年、大阪府出身。PL学園高校時代は甲子園に3度出場。立教大学時代には東京六大学野球史上2人目となる完全試合を記録する。2003年に日本テレビに入社。今年4月よりフリーに。

※女性セブン2024年8月8・15日号

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