牛丼チェーンの松屋は7月16日に、一部商品の価格改定を行った。さらに関東の1都6県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県)の店舗では深夜料金を導入、22時から翌5時までの注文に対して7%前後が加算される。
松屋の公式サイトによると、〈原材料価格の高騰や光熱費、人件費、配送費、包材費などの上昇、および為替変動の影響を受け、慎重に検討した結果、商品の質を維持・向上し、安定供給を図るため〉、一部商品の価格を改定するとのこと。主な価格改定商品は以下の通り。
【商品名:改定前価格→改定後価格】
牛めし(並盛):400円→430円
牛めしランチ(並盛):500円→530円
牛焼肉定食:790円→840円
カルビ焼肉定食:830円→880円
豚カルビ定食:650円→690円
焼鮭朝定食:630円→680円
ここに7%前後の深夜料金が加算された場合、たとえば『牛めし(並盛)』なら460円、『牛焼肉定食』なら900円となる。
深夜料金の導入は今年5月13日から、約1割の店舗で試験的に実施されていた。このときは7%前後を加算する店舗と10%前後を加算する店舗があったが、今回1都6県で導入するにあたり7%前後に統一された形だ。
大手牛丼チェーンではすき家が今年4月から、全国の店舗において22時から翌5時までの注文に対し、7%の深夜料金を導入している。