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【株式投資】暴落時のケース別対処法 配当目的なら「そのまま」、値上がり益目的なら「損切りルール厳守」、ポートフォリオ見直しの好機に

暴落時ほど全体を見渡そう

 保有株で、損切りラインを割ったものは、容赦なく売る一方で、全体相場が荒れていても、比較的下げが少ない銘柄や、逆行している銘柄を探しましょう。

 そういった強い銘柄は、相場環境がよくなったときは、さらに上昇していく傾向があります。逆に、指数以上に大きく下落する銘柄は、相場環境がよくなっても、株価が戻らないことが多いものです。

 そういった意味で、暴落時は、自分のポートフォリオを見直す絶好のチャンスでもあります。損切りするのはつらいですが、そのお金で、強い銘柄を買えば、その後、損切りした分を取り戻す可能性は十分にあります。弱い銘柄をそのまま持っていても、評価損が膨らむばかりで、前進できません。

日頃からリスク管理をしておくこと

 暴落が来たときに、夜も眠れないとか、心臓がドキドキするといった症状が出たら、身の丈以上の投資をしている、つまりリスクを取りすぎの状況です。多少の暴落が来ても、日常生活には支障のない金額に抑えておくのが大事です。

 また、ひとつの銘柄や、偏ったセクターの銘柄に集中投資をしていると、反転したときのダメージが大きくなります。銘柄分散、セクター分散をしてポートフォリオを作りましょう。

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