二番底の引き金になるのは「ドル円相場」か
今後の株価について、はっしゃんさんが警戒するのが「二番底」だという。
「暴落・急反発の後にくる株価下落の現象のことを指します。8月5日には前週末比4451円安を記録しましたが、もう一度同じくらいの下落が来るとみています。暴落は一気に下がるものですが、二番底はジリジリと下がるのが特徴です。2008年のリーマンショックの時は5か月後に、1987年のブラックマンデーは1か月後に、2017年の英国のEU離脱(ブレクジット)決定の時は10日後に二番底を付けました。
今回は、日銀の利上げが引き金となりました。見るべきポイントは、ドル円相場だと私は考えています。円高になればなるほど二番底の危険が高まり、円安になると危険は遠のきます。2024年度いっぱいくらいは、二番底を警戒すべきでしょう」
次に株価の暴落が来た時にどうするか――対応策を考えておくのが資産防衛につながるかもしれない。
【プロフィール】
はっしゃん/投資家VTuber。割安成長株に長期投資するスタイルで3億円を達成。現在は専門的な金融知識なしで利用できる株式入門サイト「株Biz」を監修・開発。YouTubeチャンネル「【株BizTV】はっしゃん式投資勉強会」のチャンネル登録者数は2.1万人。【Xアカウント】@trader_hashang。