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時代とともに変化する“震災時の対策”「テーブルの下やトイレに逃げ込む」「風呂の水でトイレを流す」「消費期限の長い非常食を備える」に注意が必要な理由

震災時に注意が必要な行動7

震災時に注意が必要な行動7

 また、「地震が起きたらすぐに避難所に行く」も正解とは限らない。震源域が広範な南海トラフ地震では、実際の震源がどこになるかで、住んでいる地域の被害の大きさも変わる可能性がある。

「気象庁や自治体の出す警戒レベルは1~5まであり、対象地域の全員避難は警戒レベル4となります。それ以下の警戒レベルであれば不特定多数の人間が集まる避難所は、感染症の温床とも言えるので、自宅の安全が確認できれば、そのまま留まったほうがいいケースもあります」(同前)

水や食料に次いで用意しておきたい「非常用バッテリー」

 地震で断水した際、「浴槽に溜めた水でトイレを流す」のは注意が必要だ。

「地震で下水管が破損している可能性があります。特にマンションでは、流した水が下層階にあふれることもある。下水管の破損がないか、確認が取れるまで水は流さないこと。汚物を脱臭し、乾燥して固める簡易トイレなどを使うといい」(同前)

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