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【ラグビー リーグワン】「過去最多の入場者数を記録」も優勝クラブ社長は「危機感」を表明 ラグビービジネス成長に「強い日本代表」が欠かせない理由

代表キャプテン復帰のリーチが「次の世代に繋ぐ段階」

「ラグビー人気を掘り起こし、今よりも普及させるには戦略が必要です」と荒岡社長は語る。

「海外は7人制の専門選手を入れているけど、日本は15人制の中から素質がある選手を選んでいて、目標や計画がなかなか見えてきません。やるからには優勝を狙うべきだし、それが無理なら『○位になる』と宣言して世の中にアピールしてほしい。日本ラグビー協会を批判するつもりはないですが、せっかくのオリンピックという舞台をもっと戦略的に活用してもよかった気はします」

 ジャパンは昨年のワールドカップ終了後、前オーストラリア代表監督のエディ・ジョーンズが8年ぶりに監督に返り咲き、「超速ラグビー」のテーマを掲げて活動中。6月から7月にかけてのテストマッチではブレイブルーパスからは木村星南、原田衛、ワーナー・ディアンズ、リーチ マイケル、ジョネ・ナイカブラが新生日本代表に召集された。「みんなに期待しています」としたうえで荒岡社長が話す。

「休養のためカナダ遠征メンバーからは外れましたが、期待したいのはリーチ マイケル。稀有な経験とリーダーシップを持つ日本ラグビー界のスーパースターなので、若い選手は彼の姿を見て学んでほしい。

 今回の日本代表でもリーチはキャプテンを託され、彼とは『またキャプテンやるんだな』なんて話もしました。いまはリーチが中心になって新しいジャパンを作り、これまで積み上げてきた成果を次の世代に繋いでいく段階なのだと思います。

 また、今季のブレイブルーパスで副キャプテンを務めた原田衛は将来日本代表のキャプテンになってほしい逸材です。テストマッチでもぜひ力を発揮してほしい」

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