首位・広島との直接対決となるマツダスタジアムでの3連戦(8月24~26日)に挑んだ阪神。岡田彰布監督率いるタイガースはこの3連戦に負け越せば今季は「終戦」とも見られていたが、24日の2戦目を落として崖っぷちに立たされた。昨年は38年のぶりの日本一に輝き、連覇を目指していた阪神だが、苦境のなかでも売れている関連商品があるという。
広島と阪神の5ゲーム差という数字はそれだけを見るとまだ望みもありそうだが、セ・リーグ球団のスコアラーはこう言う。
「残り試合が30を切ると、負け数を見ないといけない。広島は阪神より残り試合が7試合多いが、一方で阪神より負け数は8つも少ない。広島としては、この後の阪神との対戦を五分で終えれば、阪神より残り試合が多い分の7試合を全部負けても逃げ切れる。阪神の連覇は絶望的な状況とみられています」
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