ただし、非デジタル系のサブスクの場合、「必ずしもお得なサブスクとは限らないので注意が必要」と大和さんは言う。
「非デジタル系で毎回発送されてくるタイプは、商品を送る際に送料がかかるためコストメリットを出しづらい。ブームに乗って設立された事業者にはベンチャー企業が多く、それらは資本力が弱い分、いち早く儲けを出そうと高価格な設定をしているものもある。サブスクは玉石混交の過渡期にあり、慎重なサービス選びをすべきですね」
目先の宣伝文句に振り回されず、本当に有益なサービスを選びたいものだ。
【プロフィール】
大和貴人(やまと・たかと)/サブスク紹介サイト『コスパ部』を運営するユニベル代表で、1000超のサービスに通じている。自ら毎月20万円以上をサブスクに費やす、「日本一のサブスクマニア」でもある。
※女性セブン2024年9月12日号