家計

【1兆円規模に成長した日本のサブスク市場】サービスは多様化し“社会課題解決型”も増加 専門家は「玉石混交の過渡期。慎重なサービス選びが重要」

「社会課題解決型サブスク」の主な例

「社会課題解決型サブスク」の主な例

 ただし、非デジタル系のサブスクの場合、「必ずしもお得なサブスクとは限らないので注意が必要」と大和さんは言う。

「非デジタル系で毎回発送されてくるタイプは、商品を送る際に送料がかかるためコストメリットを出しづらい。ブームに乗って設立された事業者にはベンチャー企業が多く、それらは資本力が弱い分、いち早く儲けを出そうと高価格な設定をしているものもある。サブスクは玉石混交の過渡期にあり、慎重なサービス選びをすべきですね」

 目先の宣伝文句に振り回されず、本当に有益なサービスを選びたいものだ。

【プロフィール】
大和貴人(やまと・たかと)/サブスク紹介サイト『コスパ部』を運営するユニベル代表で、1000超のサービスに通じている。自ら毎月20万円以上をサブスクに費やす、「日本一のサブスクマニア」でもある。

※女性セブン2024年9月12日号

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。