ハイスペックすぎて自分には関係ないような気が
情報を追いかける前から疲れ気味の人もいる。金融機関勤務の40代男性・Bさんは、iPhone 12 mini(2020年発売)を使用中。それまでは「頻繁に買い替えていた」が、今回は見送る予定だという。
「昔は新しいiPhoneが発売される9月が近づいてくると、ちょっとわくわくしたものです。どんな新機能・デザインになるか、情報を集めて、発売日を楽しみにしていました。どこかが壊れていたり、バッテリーに問題があったりしなくても、とりあえず新機種にすることに喜びを感じていました」
しかしiPhone 12 miniにした頃から、その熱もすっかり冷めたというBさん。そろそろバッテリーに限界を感じ、買い替えを検討し始めたものの、「iPhone情報はお腹いっぱいです」と苦笑いだ。
「カメラがどうとか画面がどうとか、なんかもう胸やけ状態に(笑)。もはやハイスペックすぎて自分には関係ないような気がしてしまう。かといってやはりiPhoneの操作性に慣れてしまったので、次もiPhoneにする予定ではあります。ただ、SEでいいかなと。むしろSEがあってよかったというか。iPhone 16の情報も一応見てみたのですが、すでにちんぷんかんぷん。見るだけ無駄でした(笑)」(Bさん)
次のページ:家電ならこんなスパンで買い替えないのに…