どういった経緯で声がかかるのだろうか。
「新日本建物は会長がみのもんたさんとお知り合いで、『朝ズバッ!』を見てくださっていたそうです。気象予報士の先輩である森田正光さんも会長に私を推薦してくれたこと、東大大学院で環境システムの研究をしていた点もSDGsの観点で評価していただいたようです」(同前)
父親が著名な投資家
本誌・週刊ポストは、上場企業の社外取締役・社外監査役に就任(2023年度)する20人の元女性アナ・キャスターを調査した。最も多く兼務していたのが、4社で社外取締役を務める2人だ。
菊間千乃氏は早大法学部卒の元フジテレビアナウンサー。菊間氏が引く手数多の理由は、フジ退社後に取得した「資格」によるところが大きい。
「菊間さんはフジテレビ勤務のかたわらロースクールで学び、退社後に司法試験に合格、弁護士資格を取得しました。弁護士となってからも早大大学院で法律の勉強を続け、企業法務の専門家でもあります」(松崎氏)
(以下、図表で「社外取締役に就く主な女子アナ・キャスターたちと就任企業」を一覧で紹介)