自分の肌感覚で「いい株かどうか」がわかる
かんちさんは、投資の初心者には優待株の購入がいいと考えている。
「外食産業のいいところは企業の魅力を肌で実感できるところです。単にお店に食事に行くだけでも、この店は美味しいとか、いつも店が混んでいて待ち時間が生じている、といったことがわかる。そういうお店は流行っているわけですから、業績も良好なところが多く、結果として株価も上がる。
自分の目で、肌感覚で、いい株かどうかがわかる。株式投資はそういうところから始めるのが望ましいと思います。最初は“この商品がいいと思うからその企業の株を買う”といった単純な理由で始めていいと思うんです。美味しくてよく食べに行くとか、興味があるということで始めるのであれば、いちばん実感しやすいのは外食産業かなと思います」
【プロフィール】
かんち/1961年、三重県生まれ。元消防士。専業投資家。現在の資産は8億円超で、年間配当金は2000万円超に達する。投資初心者でもわかりやすく、判断基準が明確で再現性の高い投資手法は、個人投資家の間で定評がある。5月に初の著書『ほったらかしで年間2000万円入ってくる 超★高配当株投資入門』(ダイヤモンド社刊)を上梓し、注目を集めている。