「ここならちやほやされる」
神奈川在住のみおさん(仮名)は、都内の国立大学4年生。みおさんのアルバイト歴はキャバクラやガールズバーなど、夜の店を転々としていて、現在はコンセプトカフェ勤務だ。夜職ばかりを選ぶ理由の一つに「自己肯定感」を挙げる。
「もともと学部的に、就職はガッチガチの堅い金融系に行くことがほぼ想定できていたので、バイトは自分が普段出会わないような人と接することができるものがいいなと思って、夜職ばかりですね。
あと、私の通っている大学は国立でただでさえ女子が少ないうえに、私の学部はさらに女子の比率が少ないんです。女子が少ないとちやほやされると思いきや真逆で、“空気”扱いです(笑)。サークルでもちやほやされるのは私立の女子。でも夜職なら、学生というだけで絶対に男性たちから可愛がってもらえますからね(笑)。自己肯定感が高まっていいですよ」(みおさん)
夜職でアルバイトをする超高学歴女子たち。彼女たちにとって、メリットを感じる部分は少なくないようだ。(了)