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【ウシラー問題】ガラ空きのエスカレーターで背後にぴったり…“防衛”のために前を空ける女性、誤解されないよう距離をとる男性も

カバンを後ろに回す女性も(イメージ)

カバンを後ろに回す女性も(イメージ)

「片側をさっと歩けると安心できる」

 IT企業勤務の30代女性・Bさんは、「エスカレーターの片側歩きができないときつい」と漏らす。

「考えすぎかもしれませんが、いきなり背後から刺されたり、何かかけられたりするかもしれないとか思っちゃうんですよね……。特にエスカレーターでは逃げ場がないので、極力誰かと誰かの間に挟まりたくない。

 2列になって乗れるエスカレーターでは、片側歩きをせずに並んで乗るように呼びかけられていますが、個人的にはじっと立って乗っているよりも、さっさと歩いたほうが安心なので、歩きたいです。階段があれば階段を使うんですけど、たまに、階段がどこにあるかわからない場合もあって……」

トラブル防止のため女性と距離を取る男性も

“ウシラー”遭遇で不快な思いをした人たちがいる一方で、誤解されないように人との間隔に気を付けようと対策を練る人もいる。金融機関勤務の50代男性・Cさんは、エスカレーターでの“ポジション”には気をつけているという。

「そもそも空いている時に、ぴったりと誰かの後ろに立つことはありませんが、エスカレーターがギュウギュウの行列になっている時など、間を空けるのがはばかられる場合もあります。そうした時も前が女性になるのは極力避け、スマホも手に持たずポケットか鞄にしまいます」

 トナラーとはまた違う驚きと恐怖がある“ウシラー”問題。どこでいつ遭遇するかわからないため、戦々恐々としている人たちは少なくないようだ。(了)

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