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【ウシラー問題】ガラ空きのエスカレーターで背後にぴったり…“防衛”のために前を空ける女性、誤解されないよう距離をとる男性も

背後に立つ“ウシラー”に警戒?(イメージ)

背後に立つ“ウシラー”に警戒?(イメージ)

 周囲が空いているのに、わざわざとなりに来る人――通称“トナラー”の存在がネット上でしばしば話題になるが、今度はぴったりと後ろに立つ“ウシラー”の存在が注目を集めている。

 きっかけは、元「モーニング娘。」メンバー・田中れいなのXの投稿だ。9月27日のポストで、ガラ空きのエスカレーターに乗っていたところ、1段も空けず真後ろに男性が立ったことについて、驚きと不快感を示した。この投稿が表示回数1300万、いいね9万超えという大きな反響を呼ぶなかで、“ウシラー”を気にしたことがあるという女性たちに、話を聞いた。

逃げられるように前を2、3段空ける

 メーカー勤務の20代女性・Aさんも田中同様、人がほとんど乗っていないエスカレーターで、“ウシラー”に遭遇した経験を明かす。

「下りのエスカレーターで、耳元に鼻息みたいなものを感じて、振り返ったらスーツを着た中年男性がいたんです。思わず『え!?』と声が出てしまいました。髪のにおいをかがれていたような気がして、ただただ怖くて、気持ち悪かったです。前や隣は気をつけようがあっても、後ろは見えないので、不気味さが増しますよね」

 エスカレーターで背後に立たれたのは、「1度や2度ではない」と明かすAさん。エスカレーターを利用する際には、独自の対策を講じている。

「背後にぴったりと張り付かれたとき、前にスペースがないと逃げられないので、エスカレーターに乗るときには、あらかじめ自分の前を2、3段空けています。混んでいる時は申し訳ないと思いつつ、防衛のためには仕方ないというか……。上りのエスカレーターで、特にスカートの時は盗撮も怖いので、できるだけ女性と女性の間に入るようにしています」(Aさん)

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