「ぐうたら投資」は日常生活を優先、リソースを無駄にしない
一方、私が提唱する「ぐうたら投資」とは、いったん買ったらほぼ放置する方法です。あとは時間(年月)と複利(つまり配当金再投資)を味方に付けて長期で投資するだけ。だから「ぐうたら」でも安心なんです。
他にもメリットがあります。
●【メリット1】経済指標はチェックしなくていい
たくさんある各種経済指標も、為替レートも、景気循環も、金利も関係なく、企業の四半期決算も関係なく、それらを予想する必要がなく、チェックすらする必要もなく、タイミングを計って売買する必要もありません。さらには、チャートに張り付く必要もありません。
プロを相手に戦わない、誰とも富を奪い合わない。 だから、初めからスルーするのです。
「ぐうたら投資」は日常生活を優先、リソースを無駄に使いません(会社四季報は自分が必要とするページのみ絞って読むだけで良いと思います)。
●【メリット2】株式の入れ替えは不要
投資の成績は景気に左右される要素が小さくありません。景気の良し悪しによって、業種により強い・弱いがあります。しかし「ぐうたら投資」は、景気循環に合わせて保有する株式を入れ替えることもしません。
それを理論でわかっていても、実際に保有する株式を入れ替えすることは簡単ではありません。また売買には手数料が掛かりますし(最近は売買手数料が無料のネット証券もありますが)、時間も取られます。そんなこととは無縁に、ぐうたら、のんびりいきましょう。