ライフ
道具の寿命

「タオルは3~5年」「羽毛布団は約10年」「カーテンは約5年」…専門家が教える“モノの理想の寿命”

【マットレス】“へたり”を感じたら買い替えのタイミング

【アンケート結果】約74%が年数関係なし。10年未満の交換は約7%

「“へたり”とは、体が沈み込んで元に戻らない状態のこと。体を支えている敷き寝具は、どんな素材であっても年月とともにボリュームがなくなってしまいます」(西川広報の森優奈さん・以下同)。洗いづらいため衛生的にも寿命がきたら交換を。

●マットレスの理想の寿命:ウレタンは7~8年、コイルは約10年
「古い敷き寝具を使い続けると睡眠の質が低下する可能性があるので、寝心地が悪くなったら買い替えを」

【枕】寿命を過ぎた枕を使い続けると体に悪影響

【アンケート結果】約74%が年数関係なし。5年未満の交換は約5%

「頭の重さは体重の約8%。それを毎晩支えている枕は、素材に関係なく少しずつ中身がへたり、低くなったり硬くなったりします」。カバーは洗えても本体が洗えない枕の場合、衛生面も考えて寿命を目安に交換を。

●枕の理想の寿命:そばがらは1~2年、綿、羽毛、ウレタンは2~3年、パイプなどは3~5年
「オーダーメード枕なら、へたってきた部分の素材を詰め替えて適切な高さにし、寿命を延ばせる場合も」

【羽毛布団】古くなると羽毛の保温効果が失われる

【アンケート結果】約89%は問題がない限り何年でも使い続けていた

「羽毛布団は、購入から10年以上経っている、ボリュームがなくなってきた、へたってきて保温効果が低下、カバーを外すと中に羽毛がついている、側生地(布団の中身を覆う布地)が傷んできた、汗や皮脂で汚れてきた、においが気になるなどの状態になったら寿命です」

●羽毛布団の理想の寿命:約10年
「羽毛の詰め替えやクリーニング、リフォームを扱う店もあるので、捨てる前に検討するのも手」

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