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道具の寿命

体に触れるモノの“理想の寿命”を専門家が解説「マスカラは約3か月」「カミソリの刃は約2週間」「歯ブラシはヘッドの裏から見て毛がはみ出していたら交換」

「ノンワイヤーブラなど洗濯機洗いできるものも増えていますが、手洗いが基本。洗面器におしゃれ着用洗剤を溶かしたら、ホックを留めて裏返し、ブラジャーを入れて軽く押し洗い。泡が切れるまですすいで終わりです。入浴のタイミングで行うと手間が軽減するのでおすすめです」(下着美容研究家の湯浅美和子さん)/イラスト=とげとげ。

「ノンワイヤーブラなど洗濯機洗いできるものも増えていますが、手洗いが基本。洗面器におしゃれ着用洗剤を溶かしたら、ホックを留めて裏返し、ブラジャーを入れて軽く押し洗い。泡が切れるまですすいで終わりです。入浴のタイミングで行うと手間が軽減するのでおすすめです」(下着美容研究家の湯浅美和子さん)/イラスト=とげとげ。

【ブラジャー】洗濯機で洗うのは絶対にダメ! ブラジャーは手洗いが基本

【アンケート結果】約79%が年数に関係なく劣化を感じるまで。約18%は3年未満で買い替えていた

 ブラジャーの寿命は年数というより、ケアの方法がものを言うようだ。

「1回でも洗濯機で洗ってしまったブラジャーは“ご臨終ブラ”です」

 とは、下着美容研究家の湯浅美和子さん。たとえ洗濯ネットに入れたとしても、ブラジャーのワイヤーは少なからず変形してしまうという。

「ブラジャーのワイヤーには、バストを支え、美しい形を保つようにフォローする役目があります。ワイヤーがゆがむと、その役割を果たせないどころか、体形の崩れにもつながってしまいます」(湯浅さん・以下同)

 では、長持ちさせるケア方法とは?

「ノンワイヤーブラなど洗濯機洗いできるものも増えていますが、手洗いが基本。洗面器におしゃれ着用洗剤を溶かしたら、ホックを留めて裏返し、ブラジャーを入れて軽く押し洗い。泡が切れるまですすいで終わりです。入浴のタイミングで行うと手間が軽減するのでおすすめです」

 洗った後はタオルに挟んで水気を切る。日光に当たると変色するので、形を整え、室内の風通しのいい場所で干す。

●ブラジャーの理想の寿命:1回でも洗濯機で洗ったらアウト
「見た目に劣化が見られなくても、体をひねる動きなどにワイヤーが対応できるのは、100回が目安。バストを支えるフィット感がイマイチになったら買い替えの合図です」

第3回につづく第1回から読む

取材・文/鳥居優美

※女性セブン2024年11月14日号

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