在阪のスポーツ紙に「岡田節」が3週間ぶりに戻ってきた。11月6日、岡田彰布・前阪神監督の「オーナー付顧問」への就任会見が行なわれ、退任後初めて公の場に姿を見せた。翌日の各紙では岡田前監督の関西弁が炸裂し、売り切れになるコンビニが続出したという。ファンや記者からは「やっぱり岡田はんはええな」という声が漏れてきた。
阪神の“機関誌”のデイリースポーツでは〈ラスト岡田前監督アレトーク〉を復活させ、岡田語録を大きく扱った。日刊スポーツは〈岡田前監督語録・はっきり言うて〉、サンケイスポーツは〈帰ってきた岡田顧問のまあ聞いてえな〉、スポニチは〈新岡田語録・アレやコレやリターンズ〉と新企画が始まったかのようなお祭りムードだ。
「岡田前監督は退任前と全く変わっていなかった。本音とユーモアを交えた岡田語録は健在で、“お~ん”や“そらそうや”も飛び出した。藤川球児新監督へのアドバイスも遠慮がなかった」(虎番記者)
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