年内最後のイベントである日米中銀会合を通過すると、メジャーSQも終わったことから、市場関係者は続々とクリスマス休暇入りしプライム市場の売買代金は減少するだろう。12月26日が権利取り最終売買日なので、個人投資家を中心とした売買はそれなりに活発となりそうだが、機関投資家の売買は期待しにくいことから、日経平均やTOPIXなど指数はこう着感が強まろう。プライム市場よりもスタンダート市場やグロース市場の中小型株に関心は向かうと考える。短期資金が向かいやすい100円から200円ほどの低位銘柄の動向に注目したい。
今週にかけては、日本では16日に10月機械受注、18日に11月貿易収支、19日に日銀政策金利、20日に11月消費者物価指数などが予定されている。
海外では、16日に中・11月新築住宅販売価格、鉱工業生産指数、小売売上高、仏・12月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、独・12月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、欧・12月ユーロ圏製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、英・12月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、米・12月NY連銀製造業景気指数、製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、コンポジットPMI(速報値)、17日に英・11月失業率、失業保険申請件数、独・12月Ifo景況感指数、ZEW景況感指数、欧・12月ユーロ圏ZEW景況感指数、米・11月小売売上高、鉱工業生産指数。
18日に英・11月消費者物価指数、小売物価指数、生産者物価指数、米・第3四半期経常収支、11月住宅着工件数、週次原油在庫、FOMC政策金利、19日にNZ・第3四半期実質GDP、英・英中銀政策金利、米・週次新規失業保険申請件数、第3四半期実質GDP(確報値)、12月フィラデルフィア連銀景況指数、11月中古住宅販売件数、20日に英・11月小売売上高、米・11月個人所得・支出、11月PCEデフレータ、12月ミシガン大学消費者信頼感指数などが予定されている。