閉じる ×
マネー

【保険の見直し・種類で異なる考え方】医療保険は解約しても公的制度でカバー可能、生命保険は相続での活用法を検討

 事前に契約の仕方を工夫することで、節税も可能なのだ。鴇巣氏は相続税での活用例を挙げる。

「生命保険の死亡保険金は『500万円×法定相続人』が非課税です。相続人が配偶者と子2人なら1500万円まで相続税がかかりません。現金で1500万円残すより、生命保険なら非課税になるメリットがある。

 相続人が何人かいて相続財産が不動産に偏っている場合、生命保険を他の相続人に残すことで不動産を売却せずに“争続”を避けられるという使い方もあります。また、葬式や墓の費用を保険金から捻出してもらうなど、使い方に幅を持たせることができる」

 医療保険は見直し、生命保険は活用の余地ありと覚えておこう。

※週刊ポスト2025年1月3・10日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。