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ビジネス

西川廣人元社長ら日産の元最高経営幹部を連続直撃! ホンダとの経営統合破談は「仕方ない」、「ゴーンいたほうが良かったと言われてしまう」の悩ましい思いも

西川元社長「このままでは終わらない」

 ゴーン氏が去ったあとの経営を担った西川廣人元社長(71)は、「これから日産はどうなっていくのか?」という記者の直撃にこう答えた。

「わかりません。体制を大掃除する必要がありますが、外圧がないと、それも簡単にいかないでしょうね」

 今回のホンダとの経営統合協議は、台湾電機大手の鴻海精密工業が日産の経営関与に動き出したことが一因だった。まさに西川氏が指摘する「外圧」だったが、日産は変化を拒んだように見える。

「いずれにしろこのままでは終わらない。いろいろなことが起きるでしょう。鴻海もそうですが、それ以外にも狙ってくるところはあるでしょう」とだけ西川氏は言い、去って行った。

 マネーポストWEBで公開中の関連記事《【全文公開】カルロス・ゴーン氏独占インタビュー「日産とホンダの破談の原因」「海外逃亡への批判」「新・日産リバイバルプラン」「現経営陣への最後通告」…すべて語った》では、かつて日産を経営危機から救い、その後に金融商品取引法違反で逮捕・起訴されて保釈中にレバノンへと逃亡したゴーン元会長への独占インタビューを掲載している。日産の経営危機の原因や今後の展開の見通し、復活のために何が必要かが語られている。

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