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日本でも「脱iPhone」加速の一方でAndroidに乗り換えたユーザーたちの戸惑いと想定外 「LINEで既読がついてしまう」「設定の自由度が高すぎる」「将来のリセールバリューに不安」

気になるのは売却するときのリセールバリュー

 売却時の価格の値下がりを不安視する人もいる。長年にわたりiPhoneを使用してきたが今年、iPhoneからAndroidに乗り換えた飲食店勤務の30代女性・Cさんは、「数年後の機種変更が今から不安です」と語る。

「iPhoneのラインナップに13 mini(2021年発売)のようなコンパクトサイズのスマホがなくなったので、Androidへ乗り換えました。サイズ感や操作感には不満はないのですが、気になったのはリセールバリューです。これまで下取りして機種変更をしてきたので、数年後でもできるだけ価格を維持してほしいところですが、リセールバリューはiPhoneが高いイメージがある」

 米国のオンラインマーケット「SellCell」の「スマホの再販価値の維持率」についての調査によると、発売から12か月後のiPhone 15シリーズ(2023年発売)の価値は48.2%低下した一方、AndroidのGalaxy S23シリーズ(2023年発売)は61.1%低下していた。機種による面もあるだろうが、リセールバリューの面ではiPhoneが強いようだ。

「Androidにしたとはいえ、あまりにiPhoneに近いデザインで操作感も似ている機種を買ったので、それなら発売が噂されるiPhoneの薄型モデルを待って、“本物のiPhone”を手にした方が良かったのかも……とも思ったりします。Androidだとそんなに高く売れなそう」(Cさん)

 スマホは高額な買い物となるだけに、使い勝手や自身の価値観をよくよく考えて購入したい。

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