「バレンタインジャンボ宝くじ」の発売概要/当せん金・本数(公式ホームページより)
「バレンタインジャンボ宝くじ」の当せん金・本数(公式ホームページより)
“義理宝くじ”として誰かにプレゼントするのも楽しい
石川さんによれば、大病や事故など、不幸な目に遭った後に買った宝くじで高額当せんした人も少なくないという。やはり「運を貯める」ことも重要なのかもしれない。36年連続でジャンボ宝くじ1等を出している“日本一の売り場”、西銀座チャンスセンターの塚本美木さんはこう話す。
「ゴミ拾いをしながら売り場まで来たというかたや、買う日までこまめにトイレ掃除をしていたかた、自分のラッキーナンバーの窓口で購入するかたなど、ゲン担ぎをしてから購入し、当せんされるかたは多くいます」
「一日一善」を心がけたり、水回りの掃除や部屋の西側に黄色いものを配置するなど、風水の力を借りて当せんした人、金運にご利益があるとされる神社にお参りしてから買ったという人も少なくない。
「参拝してから買った宝くじが当たったら、お礼参りを忘れずに。中には宝くじが生き物であると考え、購入後に開封して汚れを祓(はら)うとされるラベンダー色の布などに包んだり、財運を上げるという北側や、冷蔵庫に保管するという話も」(石川さん)
篠原さんも石川さんも、「宝くじを買う上で大切なのは楽しむこと」と語る。
「宝くじ公式サイトでは、オンライン購入した宝くじをギフトとして贈ることもできる。『バレンタインジャンボ』の名前の通り、チョコレートのように“義理宝くじ”として、誰かにプレゼントするのも楽しいかもしれません」(石川さん)
当たれば億万長者、当たらなくても楽しく運試し。前向きな姿勢が、幸運を呼び寄せるいちばんの秘訣かもしれない?
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※女性セブン2025年3月6日号