バレンタインジャンボ宝くじを買うために長蛇の列も
1等・前後賞合わせて3億円が当せんする「バレンタインジャンボ宝くじ」が3月10日まで発売中だ。宝くじ専門月刊誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』編集長の石川修さんによると、「1等が当たる確率は1000万分の1、100万円以上は1000万分の13。1等は“1000万枚に1本”ですが、年末ジャンボの2000万分の1に比べれば、確率は2倍です」とのこと。高額当せんを夢見る人たちは少なくないだろう。【前後編の後編】
連番とバラのハイブリッド「縦バラ買い」も
バレンタインジャンボは、3億円が当たる「ジャンボ」と3000万円が当たる「ミニ」の2種類があり、当せん確率が異なる。宝くじの研究をしているニッセイ基礎研究所主席研究員の篠原拓也さんが説明する。
「当せん金額がジャンボの10分の1のミニは、当せん確率は10倍です。何がなんでも3億円を狙いたければジャンボ、高確率で当てたいならミニを狙うといいでしょう」(篠原さん)
さらに、1等には前後賞があるため、より3億円に近づくためには「バラ」よりも「連番」で買うのが吉。
一方、少額でもいいから必ず当てたいなら、「福連100」「福バラ100」という買い方もある。
「1セット100枚単位で買う方法で、いずれも番号の下2桁が00~99の100通りがすべて揃うため、下1桁が当せんする末等の300円が10本、下2桁が当せんする3000円が1本、計6000円は確実に当たる買い方です」(石川さん・以下同)
もう1つ、石川さんが注目するのは、連番とバラのハイブリッドともいえる「縦バラ買い」。
「“連番の3枚”を“バラ”で10通り買う方法です。連番3枚のうちどれかが1等なら前後賞も狙うことができ、同時に10通りをバラで買うので、当せん確率も上がる。前後賞を狙うためには30枚以上買うことをおすすめします」