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家計

「積極的に中古品を取り入れます!」Z世代の新社会人たちが明かすビジネスアイテム調達事情 「スーツ・鞄・靴もリサイクルショップで揃えました」

中古のハイブラは人と被らない

 不動産会社に内定をもらい、春から新社会人となる男性・Bさん(22歳)も、中古のリサイクルショップを活用している一人だ。

「春から会社員になります。うちの会社は出社時にスーツを着ないといけないのですが、一式揃えるのに結構お金がかかるんですよね。オーダースーツは買えないので、正月のセールで量販店に行き、吊るしのスーツを2着購入しました。ベストと予備のパンツ、もろもろ込みで11万円くらいだったかな。それで、ネクタイまで新品を買うのはさすがにどうかと思い、セカストと古着屋さんでハイブランドのネクタイを揃えました。定価で2万円くらいするネクタイが、だいたい2000~3000円くらいで買えたのでかなりお得だと思います。

 ハイブラのものは、デザインが古く感じるものもありますが、人と被らないし、それも逆に良いかなと思っています(笑)。基本的に服が好きなので、私服にお金を使いたい派なんです。

 リサイクルショップといっても、都内の高級住宅街にある店舗は地域住民の生活水準やファッションの傾向が反映されているので、ビジネス向け商品も品質が良い。そういうところをちょこちょこと巡って、アイテムをゲットしました。中古だから良くないという固定観念はまったくないですね。コスパよく仕事の道具を揃えたと思っているので、むしろラッキー、という感じです」(Bさん)

 ビジネスアイテムをリサイクルショップで揃えることに抵抗がない、と語る新社会人たち。うまく中古のアイテムを取り入れるのは、コスパよく仕事のアイテムを揃えたいというZ世代ならではの価値観なのかもしれない。

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