アイルトン・セナが信頼を寄せた川崎和寛さん(右)。セナは一緒に写った写真にメッセージを添えてくれた
川崎氏はその場で微調整にすぐ対応できるよう専用のツールを用意していた
1949年生まれの川崎和寛氏。2008年に本田技研を定年退職。大学の非常勤講師や講演活動、そして「ヘルメットマン」としての歴史をまとめた書籍出版計画も進行中とのこと
■前編記事:《ミスター・ヘルメットマン》アイルトン・セナに信頼された日本人デザイナー・川崎和寛氏が振り返る“F1王者の装備を手掛ける緊張感”とセナの心を動かした“誠実な対応”
【プロフィール】
佐藤篤司(さとう・あつし)/男性週刊誌、男性週刊誌、ライフスタイル誌、夕刊紙など一般誌を中心に、2輪から4輪まで“いかに乗り物のある生活を楽しむか”をテーマに、多くの情報を発信・提案を行う自動車ライター。著書に『クルマ界歴史の証人』(講談社刊)。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。