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財務省の減税つぶし工作

「国民はATMではない」…大手メディアが報じない「財務省解体デモ」の主張 主催者の想定を上回る広がりを見せ、石破茂首相も「等閑視すべきではない」と危機感

国民の間で“財務省不信”が高まっているのはなぜか?(時事通信フォト)

国民の間で“財務省不信”が高まっているのはなぜか?(時事通信フォト)

〈財務省解体!!〉〈国民はATMではない〉──。そんな幟やプラカードを掲げた「財務省解体デモ」が広がっている。そうした活動をする人たちはどういった主張の持ち主なのだろうか。

財務省デモを主催した池戸万作氏(写真左、画像は同士のYouTubeより)

財務省デモを主催した池戸万作氏(写真左、画像は同士のYouTubeより)

 主催者の1人で、2年前にデモを始めたという政治経済評論家の池戸万作氏が語る。

「きっかけは、財務省がウソつきだからです。財務省は『このままだと国の借金が増え続けて日本は財政破綻する』『新規国債発行は抑制しないといけない』など国民を脅すようなことを言って、緊縮財政や増税路線を続けてきた。しかし経済財政理論からすると、財務省の言い分は間違っていると断言します。だからデモという直接行動に出た。

 最初は少人数でしたが、昨年末から『財務省解体』と掲げてデモをする人々が出てきて参加者も増え、私も『元祖!財務省前デモ』とSNSで2月24日のデモを呼びかけたら、大規模なものになった」

次のページ:主催者たちが想定した以上の広がり
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