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大谷翔平とテレビ局視聴率

テレビ局のかつてのドル箱コンテンツ「巨人戦ナイター中継」、12年ぶりの“視聴率20%超え”を実現させた大谷翔平人気

前回、巨人戦ナイター中継が視聴率20%を超えたのは、2013年日本シリーズ第7戦だった(時事通信フォト)

前回、巨人戦ナイター中継が視聴率20%を超えたのは、2013年日本シリーズ第7戦だった(時事通信フォト)

巨人戦のナイター中継20%超えは12年ぶり

 2012年と2019年には、マリナーズとアスレチックスが東京ドームで開幕戦を戦った。

「オープン戦の巨人対マリナーズは12.7%(2012年)、11.9%(2019年)を取っており、いずれもメジャー開幕戦を上回りました。2019年のメジャー2戦目はイチロー選手の引退試合となったこともあり、12.6%を記録しています」

 過去5回、日本でのメジャー開幕戦は視聴率的には巨人とのオープン戦と大きな差はなかった。しかし、6回目の今年、巨人対ドジャースは22.9%だったが、カブス対ドジャースは31.2%と大きな差がついた。

「大谷人気の凄さでしょうね。巨人対カブスの視聴率が13.1%でしたからね。以前はどのメジャー球団が巨人と対戦しても、日本人選手の有無にかかわらず、数字はそんなに変わらなかったんです。それなのに、大谷がいるかいないかで10%近い差が開いた。ドジャースには山本由伸や佐々木朗希もいますけど、やっぱり大谷翔平人気が大きいでしょう」

 巨人戦のナイター中継が20%を超えたのは、2013年日本シリーズ第7戦の27.8%以来になる。この試合は、最後に田中将大が登場して楽天が日本一に輝いた。そして今回の大谷翔平効果。巨人戦が脚光を浴びるためには、やはりスター選手の存在が欠かせないようだ。

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