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大谷翔平とテレビ局視聴率

テレビ局のかつてのドル箱コンテンツ「巨人戦ナイター中継」、12年ぶりの“視聴率20%超え”を実現させた大谷翔平人気

巨人とのプレシーズンゲームで凱旋本塁打を放った大谷翔平(Getty Images)

巨人とのプレシーズンゲームで凱旋本塁打を放った大谷翔平(Getty Images)

 大谷翔平人気はしっかり数字にも表れている。3月18日、MLB開幕戦カブス対ドジャース(日本テレビ系)の世帯視聴率が31.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)を叩き出した。今年初の30%超えであり、昨年のNHK紅白歌合戦(2部)にわずか1.5%足りないだけだった。

 公式戦だけではない。15日に行われた巨人対ドジャースのプレシーズンゲーム(日本テレビ系)の視聴率も22.9%と高視聴率を記録している。この試合で大谷は豪快な凱旋本塁打を放った。

「中継で、大谷が映るのはわずか数分です。なんだかんだいって、日本人はまだまだ野球が好きなんだなとも思いましたね。最近でもWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)になれば50%近い視聴率を取るわけですし、国民に根付いたスポーツなんでしょう」(テレビ局関係者。以下同)

 かつてのテレビ局にとって「巨人戦」はドル箱コンテンツだった。毎試合、視聴率20%以上を記録し、1980年代には30%以上を獲得することも珍しくなかった。

「当時はネットはおろか、リモコンもまだ全家庭に行き渡っておらず、ザッピングも少なかったので、今より数字は高く出ていた面もあった。とはいえ、毎日のように20%を取る番組なんて、ほとんどなかった。巨人戦はまさにドル箱コンテンツでした」

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