店内にあるセルフオーダーシステム
電源もあって使いやすい
大阪府在住の大学生・Cさん(20代男性)は、「電源もあってテーブルが広い店舗もあり、ちょっとした課題をしに行くにも重宝している」だという。
「僕が行くマクドナルドはセルフオーダーができるので行列をつくって待たずに済むし、何よりも店内が広い。電源もあって、充電ができるのもメリットです。スタバとかだとドリンクだけで500円ぐらいするけど、マクドナルドなら値上げされてもハンバーガーとドリンクで500円しないので、重宝します」(Cさん)
「相対的に安いから行く」という消極的な利用者の存在
現在、日本国内のマクドナルドは約3000店舗でハンバーガーチェーン第1位。2位のモスバーガーが約1300店舗で、2倍以上の差をつけている。日本全国どこにでもあるというのは、たしかにマクドナルドの強みと言えるだろう。前出の小浦氏はこう話す。
「マクドナルドは、その圧倒的な店舗数もあり、老若男女のあいだで“利用したことがない人”を見つけるのが難しいレベル。安定の味や安さはもちろんですが、それ以上に“利用しやすさ”を理由にマクドナルドを選ぶ人も多いでしょう。
さらにスマホアプリでのモバイルオーダーやセルフオーダーが定着し、一層手軽かつ効率よく注文できるようになっているのも強みだと思います。実際私もマックのアプリを使っていますが、すごく直感的に使えますし、アプリ内のクーポンも豊富。『何を食べるのか考えるのが面倒だな』というときにマックを選択してしまうのも、十分理解できます」
何度も値上げしてもなお、根強く支持されているマクドナルド。ただ、ここからさらなる値上げが続くのであれば、状況も変わってくるだろう。
「現時点では、ハンバーガーチェーン以外も含めた、マクドナルド以外の飲食チェーンも値上げ傾向にあるので、マクドナルドが相対的に安く感じられているとも言えます。『ほかがもっと値上げしているから、マクドナルドに行く』という、消極的な利用者も多いのではないでしょうか。仮に今後値上げが続いていった時、そういった消極的な利用者がどう動くかは注目していきたいところです」(小浦氏)
現在は、まだまだ利用者に対するメリットも多いマクドナルド。値上げの波は、そんなマクドナルドにどんな影響を与えていくのだろうか。