親世代の「新規ファン」に若い古参ファンが憤り
こうしたアラフォー、アラフィフ世代のファンが急増することに、若い古参ファンからはネガティブな声も聞こえてくる。日本のある男性アイドルグループを10年以上応援してきたという女性・Cさん(21歳・大学生)は、母親世代の「新規」の行動に苦言を呈する。
「もちろん、ファン層が広がることはいいことだと思います。ただ、こんなことを言ったら申し訳ないとも思うのですが、正直、母親世代の『新規』はうざい人が多いです。ファンのこれまで培ってきたマナーを知らない、空気を読めない投稿をする、現場でのルールを守れずにはしゃぐ……など、目に余る部分が多い印象です。
そういった方たちは、推し活用のSNSアカウントを新しく開設することが多いんですが、なかにはセクハラ的な発言をする人も多いんですよ。
たとえば、自分の子どもくらいの年頃の男性アイドルを性的に見た発言をしたり、『◯◯君のこのダンス、エロすぎる!』『女性ホルモンが爆発(笑)』とか、絵文字をたくさんつけて投稿したりする。このほかにも、『誰かファンクラブの入り方教えてください~!』と、調べればすぐわかることをSNSで質問したり……。そういう投稿を親世代がやっていると思うとキツいし、自分を客観視してほしいなと思います」(Cさん)
なぜ、そういった人たちの年代がわかるのか。Cさんは、こう続ける。
「X(旧Twitter)のプロフィールに『アラフィフさん』『40代』『子育て中』『息子は大学生』などと書く人が多いからです。プロフを見れば、すぐに新規だってわかりますよ。こういプロフを書くと、同世代の新規ママファン同士でつながれるんですよね。推し活仲間を作るために、自分の情報を書くんです。なかには、子育てのことを書いている人もいます。自分が子どもだったら恥ずかしいですね」(同前)
推し活に年齢制限はないものの、子育てが一段落してからアイドルにハマった一部の新規ファンの存在に、家族や古参ファンのなかには複雑な思いを抱いている人もいるようだ。