子育てが一段落してからアイドルにハマる人なども(写真:イメージマート)
旺盛な消費活動を支える「推し活ブーム」の波は、これまで「推し」と呼べる存在がいなかった人たちにも浸透している。子育てが一段落したアラフォーやアラフィフ女性が、人生で初めて「推し」を見つけてハマるケースもあるが、そうした「推し活初心者」たちは、周りの人からどのように思われているのだろうか。なかには自分が気づかないうちに、ネガティブな視線を投げかけられているケースもあるようだ。リアルな声を集めた。
子育てが一段落してオーディション番組にハマる母
個人経営のエステサロンに勤務する女性・Aさん(45歳)は、3児の母。Netflixで配信されていたアイドルのオーディション番組を見て、はじめて「推し」ができたと話す。
「ちょうど一番下の息子が中学生になって、自由な時間ができるようになりました。働いているサロンもシフト制で、時間に融通が効くこともあり、お客様に『面白いから観てほしい』と紹介されたオーディション番組にすっかりハマってしまいました。これまで人生でアイドルに興味を持ったことがなかったのですが、子どもたちと変わらない若者が必死に頑張っている姿にときめいてしまって(笑)。
そのなかでも、最年長のメンバーが推しになり、毎週、最新話を楽しみに生活していました。オーディション番組が終わって、見事正規メンバーに選ばれたこともあり、SNSで彼とグループの活躍をチェックするのが日課に。InstagramとTikTokのアカウントを作って、YouTubeでも動画を検索する日々ですね。CDは絶対に買いますが、ライブにも行きたい! 私のハマりっぷりを見た高校生の娘には『応援しても良いけど、課金はほどほどにしてよ!』と今から釘をさされています(苦笑)」(Aさん)