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投資
“優待弁護士”澤井康生の優待投資術

「私も何度も無駄にしました…」約250銘柄保有の“優待弁護士”澤井康生氏が優待券の使用期限切れを防ぐために実践するようになった“最終手段”

澤井氏がたどり着いた優待券を紙くずにしない“最終手段”

 ただ、それでも失念するリスクはあるだろう。澤井氏はうっかりミスを防ぐ“最終手段”を講じているという。

「使用期限が迫り、間もなく使わなければ本当に無効になってしまう優待券については、自宅の冷蔵庫の扉に貼っています(笑)。冷蔵庫なら毎日見ますし、このやり方が一番うっかりミスを防ぎます」

 使用期限が過ぎて、せっかくの株主優待券を“ただの紙”にしてしまったことのある人や、うっかり忘れていまいがちな人は、澤井流“優待券管理法”を参考にしてもいいかもしれない。

 4月は1年の中でも優待銘柄の数が少ない月だが、それでも4月にしか手に入らない品もある。10年にわたる優待銘柄の投資で成果を出してきた澤井氏が、注目している銘柄は何か。別記事『《トランプ・ショックに動じない銘柄選び》優待弁護士・澤井康生氏が注目する「4月権利確定の株主優待銘柄5選」 メロン、ステーキ、家系ラーメン…美味しいグルメ目白押し』では、グルメ好きも喜ぶ優待品が手に入る、4月権利確定の5銘柄を厳選して解説している。

様々な株主優待を日々利用する “優待弁護士” 澤井康生氏

様々な株主優待を日々利用する “優待弁護士” 澤井康生氏

【プロフィール】
澤井康生(さわい・やすお)/秋法律事務所弁護士。1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。警察官僚、警視庁刑事として事件現場の捜査も経験。警察庁退官後、2003年に旧司法試験に合格。弁護士として活動しながら早稲田大学大学院でファイナンスMBAを取得。企業法務、一般民事事件、家事事件、刑事事件など幅広く手がけるとともに、東京簡易裁判所の非常勤裁判官を歴任。企業不祥事が起きた場合の第三者委員会の経験も豊富。現在、早稲田大学法学研究科博士後期課程在学中(刑事法専攻)。刑事法に詳しい弁護士としてテレビや新聞にも多数出演。個人投資家として株主優待ライフを楽しむ「優待弁護士」としてメディア出演も多い。

取材・文/上田千春

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