“昔取った杵柄”だと、こんな例もある。
「若い頃、着付けを習った経験があり、今では結婚式や成人式などの着付けを単発でやっています。午前中からの結婚式だと、朝5~6時に着付けてほしいという依頼が多い。そんな時は出張することになるため、通常6000円のところ7800円、振袖なら8000円のところ1万円いただきます。繁忙期は1日で5~6人を着付けるので、かなりの額になります」(埼玉・44才)
そのほか、昨今の保育士不足で、保育士は売り手市場だといわれるが、資格が不要な保育補助の募集も多い。
「ばぁば先生的な年配者を欲しがる園もあり、私も70才過ぎまで勤められました」(香川・75才)
ベビーシッターの需要も多く、育児の経験が生きそうだ。
※女性セブン2019年5月9・16日号