始発電車に飛び乗り、早朝出社することで事なきを得たというBさん。だが、これを機に、朝起きられない根本的な原因を見つめなおした。なかなか起きられないのは寝る前にスマホをいじる習慣に原因があったのではないかと反省し、“脱スマホ”を進めることにしたという。
「ついつい寝る前にスマホでTwitter閲覧やアニメ鑑賞をしてしまうんです。夜更かしの原因になっているうえ、ブルーライトの影響で寝付きが悪くなるという話も聞き、ついぞ使わなくなっていた目覚まし時計を買うことに。光と音で起こしてくれる目覚まし時計を購入し、意識的にスマホを触らないようにしたら、眠りやすくなったし、起きやすくなった印象です」(Bさん)
アラームが聞こえていたのに起きられないケースではなく、そもそも聞こえなかったという苦い経験を語ってくれたのは、20代女性会社員のCさんだ。
「テレビをつけっぱなしにして寝落ちしてしまったようで、スマホのアラームが聞こえないという悲劇に見舞われました。設定した音が小さかったのもありますが、予想外すぎてびっくりしました」
Cさんの悲劇はそれだけでない。スマホの充電切れでアラームが鳴らないこともあった。
「起きたら勤務開始時間の9時……。それ以来、目覚まし時計との二刀流で万全を期すようになりました」(Cさん)
便利だからといってデジタルに頼りすぎても、意外な落とし穴に陥ることもあるようだ。起きやすさは人それぞれ違うが、心当たりがある人はアナログへの回帰や両立も検討すべきかもしれない。