部位別に輸入牛の特徴を見ていこう。
■肩
国産牛よりは筋肉質だが、肩ロースは脂質が多く軟らかめでステーキにおすすめ。薄切り肉は、すき焼きやしゃぶしゃぶにも最適。
■ロース
きめ細やかな霜降りが特徴。和牛に比べ、たんぱく質、鉄分は約2倍。脂質が多めのサーロイン部分でもカロリーは3分の2以下。
■もも
最もリーズナブルにステーキやローストビーフが楽しめる部分。適度に脂身がある赤身は、国産牛よりもさっぱりとした味わい。
■ヒレ
牛1頭に約3%しかない希少部位。運動量の少ない中央部分のシャトーブリアンは最も肉厚で、和牛にも劣らない軟らかさ。
■バラ
オーストラリア産は脂身が多く、軟らかい。アメリカ産は脂に旨みがあり、牛丼などのしょうゆ味によく合う。
※女性セブン2019年6月27日号