もはや定番となったともいえる「チョコミント」味のスイーツ。今年の夏は、コンビニ各社も様々なチョコミント商品を販売している。コンビニグルメに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。
「“チョコミン党”と呼ばれる熱心なチョコミントのファンは増加傾向にあり、チョコミントというだけでその商品を買う人も少なくありません。しかし、定番になりつつあるとはいっても、まだまだチョコミント商品の種類が多いわけではなく、新商品開発の可能性は残されています。伸びしろがあるジャンルでしょう」
チョコミントの勢力が拡大するコンビニだが、その中でも特徴的な商品を投入したのがファミリーマートだ。
「ファミマでは『チョコミントパンケーキ』(138円、税込み。以下同)と『ロールケーキ(チョコミント)』(138円)という2つの“パン系”商品を販売中です。時に『チョコミントパンケーキ』などは、薄青色の生地がなかなかのインパクト。食欲をそそられるような見た目ではないものの、その分“チョコミント感”は強めですね」(小浦氏)
そんな『チョコミントパンケーキ』と『ロールケーキ(チョコミント)』を、自身もチョコミン党だというマネーポストWEBのコンビニグルメ担当記者Aが実食してみた。
「『チョコミントパンケーキ』は、袋を開けた瞬間にスーッとミントの香りが漂ってきて、チョコミン党員としてはかなりテンションが上ります。クリームはチョコチップ入りのミント風味クリームとチョコクリームの2段構えなので、チョコ成分は多め。視覚的な効果も含めて、全体的にパンチが効いたパンケーキだと思います」(記者A)
一方の『ロールケーキ(チョコミント)』は、チョコミン党以外の人にもおすすめだ。
「『ロールケーキ(チョコミント)』は、ふんわりした生地が特徴的。生地はココアとミントの2層構造ですが、風味はココアの方が強めです。ミントクリームもそこまでスーッとはしないので、チョコミントが苦手な人でもおいしく食べられると思います」(記者A)