ドル円、日経平均ともに、レンジ上限での推移析
直近のドル円や日経平均に関してもテクニカル分析を基に解説します。ドル円は1ドル=114.41円の高値から直近安値1ドル=104.44円までの下げ幅に対して、フィボナッチ・リトレースメントにおける23.6%戻しを達成しました。日経平均株価はくりっく株365で見ると、安値19029円から戻り高値21854円までの上昇幅に対して、同じくフィボナッチ・リトレースメントで61.8%押しを達成し、現在約800円幅のレンジ相場で推移しています。ドル円、日経平均ともに、レンジ上限での推移をしています。
今年の9月の相場は2日からスタートとなります(2日の米国市場は休日)。昔から「2日新甫は荒れる」(*2日新甫=その月の取引初日が2日から始まる月)という格言があります。資金管理を徹底しながら、余裕を持ったトレードを心掛けてください。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)