家計

女性人気も急上昇 愛好者の声からわかる「ワークマンが支持される理由」

ワークマンの実力は計り知れない?

ワークマンの実力は計り知れない?

 ガテン系の仕事に従事する人たちの御用達ブランドだったワークマンだが、そのイメージは変わりつつある。機能性とファッション性を兼ね備えた衣料を販売する「ワークマンプラス」の出店が起爆剤となり、今やそれまで馴染みの薄かった層にも人気となっている。

 2020年3月期第1四半期(4~6月)の営業総収入(売上高に相当)は前年同期比38.2%増の205億8800万、経常利益は同52.5%増の50億7100万円。さらに、空調ファン付作業服のヒットもあり、8月のチェーン全店売上高は前年同月比159.5%(既存店売上高前年同月比154.7%)と驚くべき数字となっている。

 アパレル不況と言われる昨今、ワークマンが支持される背景に何があるのか。愛好者の声を聞き、その本質を探っていく。

 30代女性会社員Aさんは、ママ友のツイートでワークマンの存在とともに、そのよさを知って以来、病みつきになったと話す。

「ワークマンのものが高品質で、日常生活に便利だというのは、ママ友のタイムラインをきっかけに知りました。滑りにくいスリッポンが1800円くらいでお得というので、興味本位で夫と一緒に行って買ってみたら、安いだけじゃない。子育て中の母親には軽くて履きやすく、おしゃれで、すごくありがたい商品でした。それまではゴツくて自分には無縁、という印象だったワークマンのイメージがガラリと変わりました」

 変わったのはイメージだけではなかった。それまで利用していた店舗やネットショップを利用しなくなったことに気づいたという。

「業務用のエプロン、キャンパスシューズ、あとはスタジャン、MA-1ジャケットとか、いろいろ買いました。どれもシンプルでありながら軽量で着心地や履き心地もよい。特にMA-1ジャケットはお気に入り。まさか2000円くらいで買えるなんて。サイズ展開もSからXLまであって豊富でいいですね。それまで、しまむらやヒラキで少しでも安いものを探していましたが、今やワークマン一筋です」(Aさん)

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