低価格ながら機能性が高いとあって、アウトドア好きな女性にも好評のようだ。20代女性会社員Bさんは、ワークマンの魅力をこう語る。
「レインコートは本当にすごい。伸縮性がありながら豪雨でも濡れない。それに上下で4000円台というのも驚異的。ブランドものだと数万円はしますからね。防火機能付きのマウンテンパーカー、テント設営に便利そうなグローブも最近購入しました。マウンテンパーカーが1900円というのは衝撃的でした。これがプロ仕様の実力なのかと感動しました」
普段着でもアウトドアコーデが好きだというBさん。ワークマンを愛用しているという。
「夏は女性用のポロシャツ、秋冬は肉厚のパーカーを重宝しています。綿素材のかぶりヤッケ、防水リュック、防水ブーツなんかもお気に入り。スポーツやアウトドアブランドを取り入れたり、ビックシルエットが流行っていますから、最近はインスタでも話題になっています。コスパ重視の女子にはウケがいいんじゃないかなって思います」(Bさん)
もちろん男性にも支持する人たちは多い。サバイバルゲーム(サバゲー)で重宝しているという30代男性会社員Cさんもその一人だ。
「サバゲーには、装備品が必須です。ジャケットやパンツはもちろん、ブーツやゴーグル、グローブなども必要になってきます。当然ながら汚れてもよくて動きやすいものが求められます。でも初心者の僕はあまりコストをかけたくない。そんなときに会社の同僚からワークマンなら1万~2万円あればカッコよく決まると教えてもらいました。それから、普段使いでも利用するようになって、今は冷感インナーがお気に入りです」
実際、ワークマンは公式サイトで「全力で応援します」とサバゲーに必要な商品を紹介しているほどの熱の入れようだ。Cさんはサバゲー以外にも「その用途は広い」と、ワークマン愛好者事情を明かす。
「僕の周りだと、Uber Eatsの配達員やバイクや自転車乗り、ランニング好きが多いイメージです。意外に思ったのは朝早くから働く営業職の友人です。近くのワークマンは早朝の7時から店が開いているので、夏場の着替えや急な出張の際のお気に入りのインナーや靴下が手に入ると喜んでいました。でも、まだまだ都心に店舗が少ないので『もっと都心に出店してくれって』って力説していました(笑)」(Cさん)
低価格ながら現場で愛されてきた高機能性が、あらゆる層に支持を受けているようだ。今後、ワークマンプラスのショッピングモールへの出店、機能性女性ウエアの展開を強化させるという。ワークマンの動向にますます目が離せない。