月々の食費に光熱費。お隣さんと比べて出費は多いのか、少ないのか──そんな、人には聞けない“家計の平均値”について、女性セブンが読者533人にアンケート調査(*)。固定費と変動費の詳細をお届けしよう。
【*『女性セブン』の30~80代の読者に対し、「セブンズクラブ」にてアンケートを実施(2019年9月12~24日)。回答してくれたのは533人(男性74人、女性459人)】
まず、3大固定費の平均から見てみよう。
【保険代】平均2万2530円
月3万円以上の世帯が約2割、なかには10万円以上の世帯も。必要以上に加入している保険がないか、定期的に見直す必要がある。
【水道光熱費】平均1万689円
1万円未満の人が約5割、それ以上も約5割で、2万円以上が約1割を超えた。水道光熱費こそ、努力で減らせる部分。
【通信費】平均1万5100円
多くの読者がドコモなど、通信費の高い大手3大キャリアを使用している可能性大。格安スマホなら4人家族で月額8000円程度で済む。
『女性セブン』読者の、毎月の主な支出内訳と「理想の家計割合」を比べると、3大固定費がどれも高いことがわかる。どうカットすべきか、節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞いた(「」内・以下同)。
「固定費は一度見直せば、節約効果が継続します。保険は、子供が独立し、住宅ローンも完済していれば、高額な死亡保障は不要。光熱費も、電力会社の見直しで年5000円程度の削減に。私は東京電力からほかの事業者に替えて月10%の削減に成功。通信費も格安スマホに替えて年7万2000円の節約になりました」