食費は削れる? 削れない?
次に、6大変動費の内訳を見てみよう。
【車の維持費】平均1万3203円
ガソリン、駐車場、高速道路などローン以外の車の維持費は、2万円未満が多数派。
【レジャー・交際費】平均4万3485円
1万円未満の世帯が約5割。クーポンを活用したり、不要なつきあいを見直せば節約に。
【食費】平均4万7495円
2万円未満も11%いたが、最多層は2万~5万円未満。食費の節約は意見が分かれる。
【医療・介護費】平均8739円
1万円未満の世帯は77%だが、今後は負担額が上がる見込みだ
【お小遣い】パートナー平均2万5546円、自分平均1万7578円
夫やパートナーのお小遣いが0円という世帯も約1割いた。
【服飾費】平均9085円
5000円以下の世帯が44%。美容関連費も5000円以下の世帯が半数以上だった。
これらの変動費をどう削っていくか。
「定期的に通うもののペースダウンを。私の場合、美容院を年4回から3回に減らし、年2万円を節約しました」
食費は「もっとも削れる」という人がいる一方で、「絶対に削れない」という人も。
「食は人生を豊かにするので、無理に削りすぎる必要はありません。削りたい人は、購入時にクレジットカードなどを使いキャッシュレス決済を。そうするだけで0.5~1%、さらにキャッシュレス・ポイント還元事業対象店での決済なら合計2.5~6%ポイントが貯まります」
家計が赤字なら試してみる価値はあるだろう。
※女性セブン2019年11月7・14日号