実は「トイレよりも菌による汚染度が高い」ともいわれ、衛生面での注意が最も必要なキッチン。家族の健康を守るには、キッチン用品の“消費期限”にも注目しよう。たとえば、木べら、まな板、菜箸などの場合はどうだろうか。
昔から使われている調理器具の1つである「木べら」も、捨て時・買い替え時がわかりづらいもの。整理収納アドバイザーの要めぐみさんがアドバイスする。
「焦げたり、食品の焦げがついて黒くなることがありますが、黒い斑点のようなものがあれば、黒カビの可能性が。洗っても、削っても落ちない場合、木の中まで入りこんでしまっているので、新しいものに替えましょう」
菜箸の場合、先が焦げたり、割れて毛羽立ってきたら、そこから調味料などが入り込み、雑菌繁殖の温床になってしまう。いずれも、毎日しっかり洗って乾燥させ、カビや雑菌が繁殖しないように注意して使おう。