セブンは「肉玉」 まろやかな味わいが特徴
セブン-イレブンで現在販売中なのが、『肉盛り!甘辛つゆの肉玉蕎麦』(550円)だ。温泉玉子と豚肉、ネギがトッピングされている。カロリーは498kcal。七味唐辛子が別添されている。
容器は「麺と具材」、「つゆ」に分かれており、電子レンジで温めてから、つゆの中に麺と具材を入れてから食べるタイプ。麺と具材を入れる際に、つゆが飛び跳ねないよう注意したい。
「甘辛つゆという名前をうたっているとおり、つゆは確かに甘めです。さらに、豚肉も甘めの味付けになっていて、全体的に味は濃いめ。温泉玉子のまろやかさも加わって、結構濃厚なおそばになっています」(記者A・以下同)
豚肉のボリューム感はどうだろうか?
「豚肉は細かくスライスされていますが、意外と脂身をしっかりと感じることができます。全体的にそこまでボリューミーではないものの、甘くて濃厚な味と豚肉の脂身感、そして濃厚さをさらに演出する温泉玉子とで、かなりこってりとした味わいに感じます。普通の関東風のおそばというよりも、すき焼きっぽい印象もあります。うどんにしてもおいしいと思いますが、そこをおそばで食べるというのがおもしろいです」
値段だけでなく、牛肉と豚肉いう大きな違いがあるのが、ローソンとセブン-イレブンの“肉そば”。
「ローソンのほうは、あくまでもシンプルなおそばというイメージ、セブン-イレブンのほうは豚肉と温泉玉子の主張が強く、具材こそが主役という感じです。想像していた以上に“別モノ”だと感じました。価格のほうは温泉玉子が入っている分、セブンのほうが100円弱高いということで、この価格設定は妥当かなと思います」
それぞれが個性を発揮するコンビニの“肉そば”。その味の違いを堪能してみるのもいいかもしれない。