長い人生、ゴールまでの間にもう1つの節目を。家族や友人に感謝し、「これからもよろしく!」を伝える、今までにない素敵なセレモニーが注目を浴びている。それが終活の新しい形「終活式」だ。
終活式は3~6か月間をかけ、終活ノートを使って終活をした後に、人生の再スタートとして行う終活カウンセラー協会主催のセレモニー。葬式のようなお別れではなく、大切な家族や友人に感謝を伝えることがテーマだ。終活カウンセラー協会代表理事の武藤頼胡さんが話す。
「3~6か月後に設定した式典を目指し、まず『ありがとう』を伝えたい人のリストアップ。終活ノートでこれまでの人生を振り返ったり、未来の夢を描いたり、家の片づけや葬儀、墓の情報収集などの終活を行います。この間、専門の終活式コーディネーターがサポートするので、楽しく終活できます」